フォーミュラ Enjoy(FE)を始めて約半年の2020年9月に開催された「2020 鈴鹿クラブマンレース Round 5 FEクラス」に初参戦しました。今回のレースは西コースで開催されました。
9月20日土曜日に占有走行3回、21日の日曜日に予選と決勝が行われました。
FEのレースはイコールコンディションとするために、車検時に新品タイヤにマーキングをして、そのタイヤで予選・決勝を走ります。車検は占有走行3回目の前に行われるので、その占有走行の時にマーキングしたタイヤを使っても良いですし、新品タイヤで予選を走るなら占有走行は別のタイヤを使うこともできます。
予選は新品タイヤで行きました。新品タイヤは思った以上に早く皮がむけて使える状態になったのですが、ちょっと様子を見すぎてアタックのタイミングが遅く、うまくクリアラップが取れずに8番手となってしまいました。
決勝はスタートはうまくいって1台抜いたのですが、シフトアップでミスってしまい130Rまでに抜き返されてしまいました。その先のショートカットでは、前方で白煙が上がったあと数台が絡んで詰まってしまい、前の車も他車に接触してフロントが軽く浮いていて、私は追突されましたが、何とかそのままやり過ごして3台抜けました。スプーン2個目で前方の2台が接触し、1台が外に行っている間に抜くことが出来ました。
2周目のスプーンで前の車に追いついて、バックストレートでスリップから出て並びかけたのでですが、スリップから出るタイミングが早すぎて完全に並ぶことが出来ず、130Rでは後ろに入るしかありませんでした。パワー差があまりないので、それを考える必要があることがわかりました。
チャンスは4周目のヘアピンでやってきました。手前のデグナーコーナー2個目で完全に追いつき、ヘアピン進入でインに入ってかわすことが出来ました。
その後は程よく引き離しにかかることが出来たのですが、前方の車両には見えないところまで離されていたのと、ミラーから見える4位争いが結構白熱していたのでペースが上がっておらず、余裕を持って後ろの様子を見ながら一人旅をして、安全確実に12周を終えて3位でゴールしました。自分にとっては都合が良いレース展開でした。フォーミュラレースのデビュー戦で3位は良い結果だと思います。
鈴鹿サーキットが発行しているRound 5のレースレポートはクラブマンレースのエントラント向けの情報ダウンロードページにひっそりと入っていて、Google検索にも引っ掛かっていないようです。「鈴鹿クラブマンレース」のトップページから直接読めるリンクを張っておけばよいのではないかと思います(その中の「参加者向け情報」をクリックすると下の方にあるのですが、参加者でなくてはそこには見に行かないと思います)。