2022年2月27日に鈴鹿CLUBMAN Raceの2022年シーズンが開幕しました。

予選

 9:45に予選開始でしたが、ピットレーンへの進入は2分前からとなります。前の方で走りたかったので、2分前が表示されるのと同時にでたのですが、それと同時に雨もぽつぽつと降り始めてしまいました。

ピットレーン進入許可時間を待機中

 まさか雨が降るとは全く思っていなかったので、皮むきしていない新品タイヤを履いています。コースインして西コースの方へ行くとかなり本格的に降っていましたが、強めに降ったのは最初の1~2周位で、そのあとは雨は上がりました。かなり強い強風が吹いていたので、雨雲が流れて行ってくれたようで助かりました。

 路面のコンディションはどんどん回復していくので、最後のアタックの勝負になるのだろうと思って走行しました。予選結果は2’27.948でポールポジションを獲得しました。2位とは0.989秒の差がありました。

2022 鈴鹿クラブマンレース Rd.1 フォーミュラEnjoy 予選

決勝 

 風は強めなものの、天気は晴れた午後3時40分から決勝レースがスタートしました。

ポールポジションでスタート手順の説明を受けています

 2位の大川さんが絶妙なスタートダッシュを決めたのに対し、自分はホイールスピンが多めで軽く失敗し、前に行かれてしまいました。

 良いペースで大川さんが逃げようとしているので、後ろでチャンスを伺っていたところ、4周目のメインストレートでスリップに入り、2コーナーでインを取って抜くことが出来ました。

メインストレートでスリップストリームに入っています

 その後は全力で走って毎周1秒以上の差をつけながら引き離しました。6周目にはこれまでのコースレコードである2’26.910を0.293秒上回る2’26.617を出すことが出来ました。去年の第1戦の練習でもほぼコースレコードに近いタイムが出ていたので狙っていたのですが、ついに公式コースレコードを更新することが出来ました。

 その後も引き離し続けてポール・トゥ・ウインでフィニッシュすることが出来ました。これでシーズンを跨いでの3連勝です。

ポール・トゥ・ウイン&公式コースレコード樹立

 鈴鹿サーキットの公式YouTubeは機材の不調で4周目のデグナー2個目からしか見ることが出来ません。

2022 鈴鹿クラブマンレース Rd.1 決勝(4周目から)

 次回は久しぶりの西コースでの開催なので、こちらでもコースレコードを狙いたいと思います。

JAFの金メダルと優勝の表彰盾

 フォーミュラEnjoyには、予選と決勝の順位の差によるハンディキャップをつけた「エンジョイカップ」があったのですが、今年からはなくなりました。その代わりに、マイベスト賞として「ベストグリッド部門」と「ベストリザルト部門」が設定されました。2021年度のベストグリッドとベストリザルトを基準にして、そこから上に行くといただける賞とのことです。