純正Spiderホイール
タスカンに限らず、近年のTVRの純正ホイールは18インチのSpiderと呼ばれる7本スポークのものがもっとも一般的な標準ともいえるホイールです。リム幅はフロント、リア共に8.5Jで、フロント用のオフセットは+42、リア用のオフセットは+33です。PCDは114.3なので、ホイールの選択肢は広いです。ただし、ホイールナットは1/2″ UNFサイズです。
タイヤサイズは資料を調べると色々なのですが、タスカンはフロント235/40R18、リア245/40R18が標準サイズで、サガリスはフロント、リア共に255/35R18となっています。タスカンもSpiderホイールに前後255/35R18を履くことが出来ます。
[2009.5.2]
19インチ
最近はホイールサイズがどんどん大きくなってきていて、18インチでも普通な感じです。そこで、19インチを履いてみることにしました。
写真のフロントは8.5J +35でタイヤは245/35、リアは9.5J +35でタイヤは275/30です。もう少し低い角度から撮影したほうが、ホイールの大きさがわかりやすいです。
18インチでも結構いい感じだと思っていましたが、19インチの方が高性能スポーツカーという雰囲気が出ている感じがします。19インチに見慣れてしまうと18インチでは物足りなくなってしまいました。
19インチのホイールは下に書いてある18インチのAVS VS-5とほぼ同じか少し軽い程度(8.5J,9.5J共12.2kg)で、タイヤは新品のPOTENZA RE050で245/35R19が11.2kg、275/30R19が12.6kgでした。重いというイメージのブリジストンのタイヤですが、RE050はそれほどでもないようです。 [2010.1.17]
18インチ
タスカンに履けるホイールの限界は、
- フロント:9.5J +40
- リア:9.5J +35
辺りです。タイヤは前後とも265/35R18が履けます前は255/35R18、後ろは265/35R18で限界です。が、フロントは完全にぎりぎりで、タイヤのリムガードが太いと内側に最大まで切るとリムガードが干渉する可能性があります。オフセットもフロントが+35だと、完全にはみ出してしまいます。リアはオフセット+40でも行けそうですが、マフラーのハンガーとのクリアランスがかなり狭くなってしまいますので+35の方が良さそうですが、+35ではフェンダーアーチにタイヤが干渉します。(追記[2010.3.21])
上の写真はフロント9.5J-18+40、リア9.5J-18+37でタイヤは265/35R18のDUNLOP DIREZZA 03Gです。足を固めてある状態ですが、サーキット走行でもどこにも干渉しませんでした。←足をやわらかめ(と言っても、ノーマルの倍以上のレート)にして車高を下げると、フェンダーに干渉しますのでご注意を!
フロントは無理に9.5Jを履かないで8.5Jで行く場合は、オフセットは+30位まで履けます。若干引っ込み気味のノーマルと雰囲気が変わります。リアも8.5Jなら+30は履けます。キャンバー次第という所もありますが。
[2009.5.2]
17インチ
上の写真では、軽さを求めてTE37の17インチを履いています。前後とも8.5J-17で、オフセットはフロント+40、リアは特注の+33です。リアには+30が履けるのでわざわざ特注にする必要はないです。ここで、軽さを求めてTE37を履いているにもかかわらず、タイヤがBSのRE-01Rで、これがかなり重いのです。計ってみると、
- BS RE-01R 255/40R17 7部山:約13kg
- DL 03G 265/35R18 7部山:約11kg
でした。サイズもタイヤ種類も違いますし、新品でもないので直接比較してはいけないかもしれないですが、外径も小さく幅も狭い01Rの方が重いです。
[2009.5.2]