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色々あって、2013年からホームページの活動休止状態でしたが、使っていたホストサービスの休止によって、強制的にサーバーの変更作業が発生したことから、Enjoy Sports Carの更新を再開してみることにしました。

休止中の経緯としては、ランエボXを手放す前に、マセラティスパイダーを入手しました。かなり整備してそこそこ乗れる状態にしましたが、サスの癖が強すぎなのと、ボディ剛性が半端なく低くて攻めて走る気になれない車でした。エンジンは、F430用エンジンのベースとなったもので、V8 4.25L 390馬力はきれいに上まで回りました。回転上昇に伴う伸び感もあって、絶対的なパワーが凄いとは思いませんでしたが、エンジンだけは悪くないものだと思いました。トランスミッションがCambiocorsa(カンビオコルサ, FerarriでいうF1)で、アクセルをちょっと抜いてシフトアップするなどマニュアル並みに扱ってやればうまくシフトしてくれますが、それでもたまにシフトミスしてくれたり、エラーコードが出てギア固定になったりしました。電装系が弱く、エアコンがうまく動かない確率は1/2程度、油圧電動のソフトトップも途中からはエラーで動かなくなりました。結局、オドメータ20000km強で購入しましたが、2年で1000kmほどしか乗らずに手放しました。

マセラティスパイダーを下取りに出して、FD3Sを購入しました。5型のRBで、奇跡のほぼノーマル車でした。エアクリ辺りにいじられた跡がありましたが、それほどハードにいじられた形跡はありませんでした。試乗時に低速トルクがないなあ、と思っていましたが、購入後に全部確認していったところ、リアブレーキの組付けがおかしいことが判明しました。引きずりっぱなしになっていました。直したら、低速トルクの不足も解消です。エンジン制御関係のソレノイドバルブや配管のリフレッシュ、足回りのリフレッシュなど、基本ノーマル仕様をキープしつつ、Aragostaの車高調をいれてサーキットで遊べる仕様に仕上げました。エンジンノーマルでも、かなりの戦闘力を発揮する車に仕上がりました。

同時期に、JZA80スープラと986 Boxster 2.7も縁あって入手しました。80スープラはREASに足を変え、タバコ臭い内装をリフレッシュしてサーキットの練習用車両として使っていました。Boxsterは幌を張り替えたり、内装外装の経年劣化を補修していましたが、海外に赴任することになってしまい、FD3Sと80スープラと3台同時に手放しました。

海外赴任中はおとなしく普通のセダンにのっていましたが、帰国後(というか帰国前から)すぐに楽める車を探していて、Porsche 911(996)の6MTを入手しました。987 Boxster PDKや997 Carrera Sにも目をつけていたのですが、タイミングが間に合いませんでした。

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前期の3.4Lなのですが、外見は後期仕様になっている個体でした。エンジンのオイルパン辺りはオイルが漏れていましたが、重症ではないと判断して購入することにしました。

色々整備していきましたが、基本的には致命的な欠陥はなく、当たり車でした。エンジンオイルは、オイルエアセパレータからのリターンの短いゴムホースが経年劣化して穴が開いていただけでした。

エンジンマウントが劣化していたので交換したのと、ミッションマウントは強化のシリコンゴムのインサートを入れて補強しました。

足周りは、KWのクラブスポーツ(伸圧独立の2Way調整式)をドイツから直輸入しました。この足はセッティングの自由度が高く、仕様変更時に大変使えます。素晴らしいサスキットです。

現在はこの996のみ所有して、月1で鈴鹿のチャレンジクラブで走行しています。996の情報をこれから更新していくことになると思います。

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